Monday 13 September 2021

新型コロナ時代に学生がしておくべきこと

 COVID-19の前と後で、学生がしておくべきことが変わるのだろうか?

 ぼくは、あまり変わらないと思う。ただ、COVID-19から派生した変化を最大限に活かせることができれば、新型コロナにうまく適応できたという証になると思う。

根本的に必要なこと

二つあると思う。一つは、自分。もう一つは他人との関係性。

まず、自分。スキルを身につける、知識を身につける、経験を身につける。ただ、COVID-19により物理的に行動が制限されている状況では、経験を身につけることは不利な点がある。たとえば、実際にどこかに旅行することで身につけることのできる体験や経験は難しい。バイトを通して、同僚や店長さんなどから学ぶことも難しい。

すると、スキルか知識ということになる。てっとり早い方法なら、本を読むというアクションがある。一年間で百冊読むという目標をたてて、それを達成すれば、本によって知識を広げることに、達成感というおまけがついてくる。

あるいは、河野大臣が言うように、英語やプログラミングというのも大切なスキルだ。この二つはともに時間が必要になる。

COVID-19の影響で時間ができた人は、その時間を自分に投資して、 英語やプログラミングというスキル、あるいは多くの本を読むことで得られる知識を身につけるといいと思う。

これと同じように大切なのは他人との関係性だ。人間はひとりでは生きていけない。大学に行けないことで、他社との接触がないことは不安定な要因だ。これに関しては正解はないと思うが、他人とどうつながるか、時間を確保して、友人を増やしたり、友人との関係を深めたりしてほしいと思う。

COVID-19だからこそ

リモートが可能になったというのがCOVID-19の最大の恩恵ではないだろうか。それを利用する方法は、オンラインでの英語やプログラミングのスキルの習得だと思う。 

他には、料理を勉強するのもいいのではないだろうか。ネットにある料理の動画を見て、自分の料理のレパートリーを広げる。そして、一回目から二回目と移ったときに、より上手にできるかどうか。ここには、会社に入って、プロフェッショナルとして重要な要素が入っている。試して、検証して、原因分析をしたうえで改善につなげるというサイクルだ。これは、プロフェッショナルとしては必要最小限のスキルだから、学生の間に身につければ、社会人になってから差を生むことができるだろう。

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