採用は難しいよ。
そんな声を聞きます。
逆に、採用は簡単だよという声は聞きません。
どうしてかというと、判断に関係するからです。
候補者が10年以上にわたって築いてきたキャリア。どんなことを学び、どんな専門性を築き、どんなふうに組織の中で働いて、どんな成果を出してきたのか。
わずか60分と職務経歴書で10年分を判断する。
簡単なわけがないですよね。
逆に、候補者からすると、10年分のすべてをわずか60分と数枚の職務経歴書で表現できるのか。
だからこそ、人材紹介会社が間に入って、生きた情報を提供したりして、付加価値を出す機会があります。
また、候補者も、面接者も、採用面接に先立って準備をします。
というか、準備をしているはずなのですが、実際はどれくらい準備をしているのでしょう?
少なくとも、面接者は二つの観点から準備をしてほしいとHRとしては思います。
- 面接の精度をあげる
- 会社のブランドを高める
特に二点目は大きいですね。面接者しだいで、いい会社だと思ったり、ひどい会社だと思ったりします。
待たされたあげく、上から目線の面接。
これだと、面接者ひとりの問題が、会社とのエクスペリエンスとして、一人歩きをします。あそこはひどい会社だと。
面接をしてから、結果が全然来ない。
これもいけません。面接をしたら、結果を通知するのが礼儀でしょう。結果を通知しないのは、レスペクトの欠如です。
まずは、やめるべきことを認識して、ひとつずつやめていきましょう。そして、やるべきことをやりましょう。
Employer brandingです。
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